
今年のキングオブコント、誰が優勝するのか全然想像つかないな…

今回は決勝に進出した10組の過去の戦績をまとめたので、全体像を把握しながら予想してみてください。
この記事では、
- 2025年のキングオブコント決勝をもっと楽しみたい
- ファイナリスト10組の過去の戦績を知りたい
- 今年の大会全体の傾向を事前に把握しておきたい
という方に向けて
- ファイナリスト10組の過去のキングオブコント戦績
- 所属事務所や決勝進出回数など大会全体の傾向
を分かりやすく解説していきます!
この記事を読めば、決勝当日の観戦がより楽しくなり、各組の実力や特徴を踏まえながら予想することもできます。
▼ キングオブコントの大会概要についてはこちらで詳しく紹介しています。
【2025年】キングオブコント決勝進出10組一覧

2025年の「キングオブコント」決勝に進出した10組が、先日公式から発表されました。
コント界の頂点をかけて戦うメンバーは以下のとおりです。
※ここでは一覧のみを紹介しています。
決勝には、常連組から初めて決勝の舞台に立つフレッシュな顔ぶれまで、多彩なメンバーが揃いました。
今年のコント日本一の座をつかむのは、果たしてどの組になるのでしょうか。
放送当日のパフォーマンスに期待が高まります。
ファイナリスト10組のキングオブコント戦績|過去の成績を年表で紹介

ここからは、ファイナリスト10組について過去のキングオブコントの成績を年表にして詳しく紹介します。
【青色1号】|着実にステップアップしてきた若手トリオ
2017年に結成された太田プロダクション所属のトリオ。
キングオブコントでは、結成初期からコツコツと結果を積み重ね、2025年に念願の決勝進出を果たしました。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第10回 | 2017 | - |
第11回 | 2018 | 準々決勝進出 |
第12回 | 2019 | 準々決勝進出 |
第13回 | 2020 | - |
第14回 | 2021 | 2回戦進出 |
第15回 | 2022 | 準決勝進出 |
第16回 | 2023 | 準々決勝進出 |
第17回 | 2024 | 準々決勝進出 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
結成から8年でついに決勝の舞台へ。堅実なステップアップが光る青色1号が、今年どんなコントを見せるのか注目が集まります。
【ロングコートダディ】|経験豊富な常連コンビ
2019年に結成された吉本興業所属のコンビ。
初期は1回戦敗退が続いたものの、着実に成績を伸ばし、2020年に初の決勝進出を果たしました。以降は決勝常連として安定した実力を発揮しています。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第2回 | 2009 | 1回戦敗退 |
第3回 | 2010 | 1回戦敗退 |
第4回 | 2011 | 1回戦敗退 |
第5回 | 2012 | 準々決勝進出 |
第6回 | 2013 | 1回戦敗退 |
第7回 | 2014 | 2回戦進出 |
第8回 | 2015 | 2回戦進出 |
第9回 | 2016 | 2回戦進出 |
第10回 | 2017 | 準々決勝進出 |
第11回 | 2018 | 準々決勝進出 |
第12回 | 2019 | 準決勝進出 |
第13回 | 2020 | 決勝7位 |
第14回 | 2021 | 準決勝進出 |
第15回 | 2022 | 決勝7位 |
第16回 | 2023 | 準決勝欠場 |
第17回 | 2024 | 決勝2位 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
近年は安定して決勝に名を連ねる実力派。昨年準優勝の雪辱を晴らし、初の王者を目指します。
【ファイヤーサンダー】|準決勝常連から決勝常連へ
2014年に結成されたワタナベエンターテインメント所属のコンビ。
結成から数年は準々決勝止まりでしたが、2023年に決勝初進出を果たすと、一気に上位常連へと躍進しました。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第8回 | 2015 | 2回戦進出 |
第9回 | 2016 | 1回戦敗退 |
第10回 | 2017 | 準々決勝進出 |
第11回 | 2018 | 準々決勝進出 |
第12回 | 2019 | 準決勝進出 |
第13回 | 2020 | 準決勝進出 |
第14回 | 2021 | 準々決勝進出 |
第15回 | 2022 | 準決勝進出 |
第16回 | 2023 | 決勝4位 |
第17回 | 2024 | 決勝3位 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
ここ3年は連続で決勝に進出。順位も着実に上げており、今年こそ3度目の正直となるか注目です。
【トム・ブラウン】|ブレない独特のスタイルで決勝へ
2009年に結成されたケイダッシュステージ所属のコンビ。
M-1グランプリでの活躍が印象的ですが、キングオブコントでも2019年から4年連続で準々決勝に進出し、2025年に初の決勝入りを決めました。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第12回 | 2019 | 準々決勝進出 |
第13回 | 2020 | 準々決勝進出 |
第14回 | 2021 | 準々決勝進出 |
第15回 | 2022 | 準々決勝進出 |
第16回 | 2023 | - |
第17回 | 2024 | - |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
数年ぶりの挑戦で見事に決勝切符を獲得。独自の発想と勢いあるネタで、一気に王者争いへ食い込むかもしれません。
【や団】|長年の挑戦でついに決勝常連へ
2007年に結成されたソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属のトリオ。
キングオブコント第1回大会から出場しており、初期は1回戦敗退もありましたが、2022年に初の決勝進出を果たしました。以降は安定して上位をキープしています。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第1回 | 2008 | 1回戦敗退 |
第2回 | 2009 | 準決勝進出 |
第3回 | 2010 | 2回戦敗退 |
第4回 | 2011 | 3回戦敗退 |
第5回 | 2012 | 準々決勝進出 |
第6回 | 2013 | 1回戦敗退 |
第7回 | 2014 | 準決勝進出 |
第8回 | 2015 | 2回戦敗退 |
第9回 | 2016 | 準決勝進出 |
第10回 | 2017 | 準決勝進出 |
第11回 | 2018 | 準決勝進出 |
第12回 | 2019 | 準決勝進出 |
第13回 | 2020 | 準々決勝進出 |
第14回 | 2021 | 準々決勝進出 |
第15回 | 2022 | 決勝3位 |
第16回 | 2023 | 決勝5位 |
第17回 | 2024 | 決勝4位 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
【レインボー】|意外にも初の決勝進出
2016年に結成された吉本興業所属のコンビ。
コント師としての人気は高いものの、これまで準々決勝どまりでしたが、2025年に念願の初決勝進出を果たしました。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第9回 | 2016 | 1回戦敗退 |
第10回 | 2017 | 1回戦敗退 |
第11回 | 2018 | 2回戦進出 |
第12回 | 2019 | 準々決勝進出 |
第13回 | 2020 | 準々決勝進出 |
第14回 | 2021 | 準々決勝進出 |
第15回 | 2022 | 準々決勝進出 |
第16回 | 2023 | 準決勝進出 |
第17回 | 2024 | 準々決勝進出 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
着実にキャリアを重ね、ついに決勝初登場。勢いのあるコントでどこまで勝ち上がれるか期待が高まります。
【元祖いちごちゃん】|粘り強く挑戦し続けた実力派
2014年に結成された浅井企画所属のコンビ。
初期は早い段階で敗退していましたが、少しずつ結果を伸ばし、2025年に念願の決勝切符を手にしました。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第8回 | 2015 | 1回戦敗退 |
第9回 | 2016 | 1回戦敗退 |
第10回 | 2017 | 1回戦敗退 |
第11回 | 2018 | 2回戦進出 |
第12回 | 2019 | 準々決勝進出 |
第13回 | 2020 | 準決勝進出 |
第14回 | 2021 | 準々決勝進出 |
第15回 | 2022 | 準々決勝進出 |
第16回 | 2023 | 準々決勝進出 |
第17回 | 2024 | 準々決勝進出 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
毎年挑戦を重ねてきた粘り強さが、ついに実を結びました。個性的なキャラクターが印象強く、初決勝ながら注目を集めています。
【うるとらブギーズ】|決勝の常連コンビが4年ぶりの決勝へ
2009年に結成された吉本興業所属のコンビ。
2019年から3年連続で決勝に進出し、安定した実力を証明。近年は準決勝止まりが続いていましたが、2025年に4年ぶりのファイナルへ返り咲きました。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第2回 | 2009 | 2回戦進出 |
第3回 | 2010 | 2回戦進出 |
第4回 | 2011 | 2回戦進出 |
第5回 | 2012 | 準々決勝進出 |
第6回 | 2013 | 1回戦敗退 |
第7回 | 2014 | 準決勝進出 |
第8回 | 2015 | 2回戦敗退 |
第9回 | 2016 | 1回戦敗退 |
第10回 | 2017 | 準決勝進出 |
第11回 | 2018 | 準決勝進出 |
第12回 | 2019 | 決勝2位 |
第13回 | 2020 | 決勝10位 |
第14回 | 2021 | 決勝7位 |
第15回 | 2022 | 準決勝進出 |
第16回 | 2023 | - |
第17回 | 2024 | 準決勝進出 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
4年ぶり4回目の決勝の舞台に立つベテラン。芸歴21年目にして、悲願の初優勝をつかみ取れるかに注目が集まります。
【ベルナルド】|結成8カ月で初決勝入りの新星
2025年に結成されたマセキ芸能社所属のコンビ。
コンビ結成わずか8カ月でキングオブコント初出場・初決勝の快挙を成し遂げました
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
まさに“シンデレラストーリー”な快進撃。初挑戦にして決勝入りの勢いで、どこまで駆け上がるか注目です。
【しずる】|歴代最多級の決勝経験を誇る古参コンビ
2003年に結成された吉本興業所属のコンビ。
キングオブコント初期からの常連で、複数回の決勝進出を経験しています。2010年代後半は準々決勝敗退が続いたものの、2024年には準決勝まで駒を進め、そして2025年に久々の決勝返り咲きを決めています。
回 | 年度 | 結果 |
---|---|---|
第1回 | 2008 | 準決勝進出 |
第2回 | 2009 | 決勝3位 |
第3回 | 2010 | 決勝6位 |
第4回 | 2011 | 準決勝進出 |
第5回 | 2012 | 決勝4位 |
第6回 | 2013 | 準決勝進出 |
第7回 | 2014 | 準決勝進出 |
第8回 | 2015 | 準決勝進出 |
第9回 | 2016 | 決勝6位 |
第10回 | 2017 | 準決勝進出 |
第11回 | 2018 | 準決勝進出 |
第12回 | 2019 | 準々決勝敗退 |
第13回 | 2020 | 準々決勝敗退 |
第14回 | 2021 | 準々決勝敗退 |
第15回 | 2022 | 準々決勝敗退 |
第16回 | 2023 | 準々決勝敗退 |
第17回 | 2024 | 準決勝進出 |
第18回 | 2025 | 決勝進出 |
KOCの歴史を知るレジェンドとして、長年積み上げてきた経験と技巧で再び頂点を目指します。熟練の掛け合いと独自の世界観が、今年どこまで通用するのか期待が高まります。
ファイナリスト全体の戦績傾向|初出場・決勝常連は?

ここまで各組の戦績を見てきました。
では、2025年大会のファイナリスト全体を俯瞰してみましょう。
下の表では「初出場かどうか」「決勝進出回数」「直近の決勝年」「所属事務所」をまとめました。
コンビ・トリオ | 初出場 | 決勝出場回数 | 直近の決勝年 | 所属事務所 |
---|---|---|---|---|
青色1号 | 〇 | 1 | - | 太田プロダクション |
ロングコートダディ | × | 4 | 2024(2年連続) | 吉本興業 |
ファイヤーサンダー | × | 3 | 2024(3年連続) | ワタナベエンターテインメント |
トム・ブラウン | 〇 | 1 | - | ケイダッシュステージ |
や団 | × | 4 | 2024(4年連続) | ソニー・ミュージックアーティスツ |
レインボー | 〇 | 1 | - | 吉本興業 |
元祖いちごちゃん | 〇 | 1 | - | 浅井企画 |
うるとらブギーズ | × | 4 | 2022(3年連続) | 吉本興業 |
ベルナルド | 〇 | 1 | - | マセキ芸能社 |
しずる | × | 6 | 2016 | 吉本興業 |
この表を踏まえ、以下では各ポイントを詳しく解説していきます。
初出場は何組?
2025年大会でキングオブコント決勝に初めて進出したのは5組です。
- 青色1号
- トム・ブラウン
- レインボー
- 元祖いちごちゃん
- ベルナルド
初出場組には、結成年数が比較的浅く、まだ知名度がそこまで高くないコンビもいれば、長年挑戦を重ねながら初めて決勝の舞台に立った組もあります。
特にベルナルドは結成わずか8カ月での決勝進出という鮮烈なデビューを果たしており、勢いと独自のネタで観客を驚かせる“新星”として注目されます。
一方、過去の下積み経験を生かした初出場組も多く、単なる勢いだけではない実力派の顔ぶれが揃っているのが特徴です。
過去に決勝経験のあるコンビ・トリオは?
初出場組を除いた残りの5組はいずれも、過去に複数回の決勝進出経験を持つ常連組です。
- しずる(6回目)
- うるとらブギーズ(4回目)
- や団(4回目)
- ロングコートダディ(4回目)
- ファイヤーサンダー(3回目)
これら常連組は、長年の積み重ねによる演技力や掛け合いの精度、安定したコント作りの技術が武器です。
過去の成績を見ると、連続して決勝に進出している組もあり、2025年大会においても優勝候補の一角として注目されます。
事務所はどこが多い?
所属事務所を見ると、吉本興業が5組と半数を占め、層の厚さが際立っています。
また、ワタナベエンターテインメント、ケイダッシュステージ、ソニー・ミュージックアーティスツ、マセキ芸能社、太田プロダクション、浅井企画と、他の事務所も多様に顔を揃えています。
近年は、M-1グランプリに比べるとキングオブコントでは吉本興業の割合はやや低く、他事務所の挑戦者も増えてきています。
そのため、事務所の違いによる個性やネタの傾向も、2025年大会の見どころの一つです。
戦績から見る2025年大会の注目ポイント

2025年の決勝は、初出場組が半数を占める一方で、複数回決勝に進出している常連組も多数という構図です。
昨年も決勝に進んだ組が多く、連続出場による安定感を持つ組と、初出場の新鮮さを持つ組がぶつかる大会となります。
この組み合わせは、実力派ベテランと勢いのある新星が交錯する見応えのある構図です。
過去の戦績や決勝経験を踏まえると、優勝争いは実力のある常連組が有利に見えるものの、フレッシュな挑戦者の台頭で予想外の展開も期待でき、2025年大会の勝敗は最後まで目が離せません。
まとめ
今回は、2025年キングオブコント決勝に進出した10組の戦績を中心に紹介しました。
2025年の決勝は、初出場の新星と複数回決勝に進出している常連組が入り混じる興味深い顔ぶれです。勢いと経験、どちらが勝利を掴むのか、予測できない展開も楽しめそうです。
記事を読んで「気になる組」や「推しのコンビ・トリオ」を見つけたら、ぜひ過去のネタ動画やライブ映像をチェックしてみてください。
コメント